【3、食器の整理】






ふだん使う食器の整理




                               



 食器はたくさんあるのに、いつも使うお皿や小鉢は決まっている、なんてことはありませ

んか。

 棚の奥にしまいこんで取り出すのが面倒だから、ついつい出しやすいものという場合も多

いかもしれません。

 せっかくたくさん器があるのにもったいない話です。

 ここで収納の基本を思い出しましょう。「出しやすく、戻しやすいこと」です。目安とし

ては収納スペースの8割くらいの量をめざしていただければと思います。

 整理の具体的な方法を紹介します。



1、中くらいの丈夫な段ボールの箱を二つ用意してください。マジックで一つに「保留」

  一つには「処分」と書きます。もうおわかりですね。ここに食器を入れますので、大き

  い箱は重たくなり、底が抜ける可能性があるのでご注意を。

2、食器棚の中から大皿や鉢など同じ種類のものだけ取り出して並べ、三つに分けます。

3、この1年に使ったものは棚に戻します。使っていないものは、保留処分の箱に入れま

  す。

 迷うものは保留の箱に1か月保管してその間に決断します。処分の箱は、リサイクルもし

くは廃棄処分です。このように見直すと処分の食器もかなり出てくるはずです。

 縁が欠けた湯のみも思い切って処分する機会です。

 こうして種類ごとに器を見直すことで、同じようなお皿がたくさんあったとか、逆に忘れ

てしまいこんでいた器を活かしてください。

 また10年前と今では食事の献立が変わってきていませんか。
 
育ちざかりの子どもがいる家庭と、中高年の暮らしの料理や食べる量は違って当然です。
  
  今の暮らしに合った器を選びましょう。


  近頃体重が気になる人は飯茶碗を一回り小さなものに替えてはどうですか。
 
  忙しく暮らしているとおろそかになりがちですが、食べることは生活の基本です。


『転ばぬ先の老前整理』より


         




バランスの良い食事を


 



     



























 

                                                                                                    


                                                  






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