『老前整理』










目次

第1章 老いるほど捨てられない

第2章 モノの整理は,心の整理 わくわく片づけ講座

第3章 捨てれば、心も暮らしも軽くなる

第4章 よりよく生きるために、いまからできること

■2011年1月31日徳間書店 電子書籍あり

Cafe de RAKUTEN BOOKS で紹介
■価格:本体1200円+税  



        
         








『老前整理』出版について


「老前整理」ということばは、私が考えた造語で、老いる前に一度暮らしを見直してみませ


んかというご提案です。なぜそのようなことが必要になるかといえば、モノは増やすより減


らす方が難しいからです。


年を重ねるほどに、モノを捨てる、手放すことが困難になります。モノの量に比例して生活


が便利になれば良いのですが、現実はそれに反して、モノが多いほど生活の利便性を損なっ


ている場合が多く、これは私が介護の現場で痛感したことです。


いつか、そのうち、時間ができたらで、5年10年があっという間に過ぎてしまう。


しかし、モノを片付けるには体力と気力や判断力が必要なことをご存じの方が少ないように


思います。また、家の中にどれだけのモノがあるのかを把握しておられる方も多くはないよ


うです。


食べ物には賞味期限があるけれど、洋服や日用品にはその表示がありません。まだ使える、


もったいないということで、モノはどんどん増えていくばかり。


いつまでたっても来ない、「いつか」ではなく、定年や子どもの独立などそれまでと「暮ら


しが変わる」時期に、一度身辺をすっきりしてみませんかということが老前整理です。


そして、モノの整理をするためには、これまでの人生の棚おろしと、これからどういう暮ら


しをしたいのかを考えることが必要になります。これは一朝一夕に答えの出ることではない


でしょう。また、ご夫婦であれば、時間をかけて、お二人で考えていただきたい問題です。


これにはモノ以前に、人間関係やおつきあい、お金の問題なども含まれます。なぜなら、こ


れらを抜きにして、モノの要不要は決められないからです。


本書は、いわゆる整理術やそのノウハウではありません。


人生の節目を迎えた皆様が、新しい暮らしを迎えられるきっかけづくりになれば幸いです。


                                  2011年1月


  



 読者からいただいたお葉書〉


 徳間書店がハガキを本にはさんでアンケートを行って下さいました。


◆著者へのメッセージ、または本書のご感想をお書きください。


この欄に下のメッセージ、感想を書いて送ってくださいました。


メッセージ・感想
お住ま
職業

性別

定年までのころわずかになり、これを機に、収入も減るのでシンプルな生活

にしようと思いました。不要なものはフリーマーケットで処分し、人間関係

も最低限にしようとm年賀状もだいぶやめました。

これからも少しずつ時間を見つけて家のなかを片づけてすっきりさせたいと

思います。本当に興味深く読みました。
神奈川県
会社員

58

女性

50歳過ぎた頃より物を減らして生活することを決め、整理しています、そ

の時感じたことは、思い出の品物が目の前になくても、その物の思い出は、

はっきりと自身の心の中に焼き付いて残っているものだと思いました。

私は生まれてから結婚するまでの写真すべてを処分しましたが、不思議とそ

の写真すべてが心の中に残っています。いつでも思い出すことができます。

義母の介護が始まるまでに、すべて私の家の整理をしてしまおうと思ってい

ます。
福井県
主婦

60



3世代同居(7に恩家族)物はどんどん増えていきます。体の動くうちに自分

の物に取りかかっています。なかなか捨てるのに勇気がいりますね。

物は増えるが、金は減る。需要と供給のバランスがみだれている生活状況で

す。
愛知県
無職
 
67歳
女性

自ら、身辺整理と称して、片づけし始めていましたので、”そうだ、そうだ”

とうなずきながら一気に読んでしまった程、ワクワクもし、やる気が更にわ

いてきました。ゴチャゴチャしていたものがきれいにファイルされたりして

いくと、自分が見えてくるような気がしました。
千葉県 主婦 59歳 女性

自分の部屋だけでもと思ってやり始めましたが、本当に気力、体力、根気が

要る事を痛感しました。成果を感じたく思っています。

大阪府 ナシ 73歳 男性
人は何も持たずに生まれ、何も持たずにあの世にいくのに、あくせく働いて

物を沢山身のまわりに置き、却って不幸になっていくんですね。残された家

族の身になって、今からコツコツと整理をしていきます。
鳥取県 自営業 62歳
女性

いつも、片付けをしないといけないと思いながら、日々忙しくできないまま

で、本を読み、わかっているが実行できないままでしたが、決心して…参考

になりました。
大阪府 主婦
46歳 女性

最近、他人の家を見て、やたらとゴミが気になっていました。わが家もだい

ぶ前から古着、雑誌、本など片づけておりましたが,今だに雑然としていま

す。そんな時、この本に出会えて参考にしたいと思い購入したところ、大変

勉強になりました。
宮城県 主婦 67歳 女性

ようやく今の私にピッタリの本にめぐり逢いました。自分の事を言われてい

る様です。スッキリして暮らしてるつもりですが、まだまだ物が多すぎま

す。鉄則を守りながら、もうすでに気力も体力も無くなりかけてますが、今

日から始めます。心を軽くしたいです。本当に使わない物が有りすぎます。
北海道 主婦 77歳 女性

私は80歳です。「老前整理」でなく「老後整理」ですが、元気なうちに整

理したいと思っていたのですが、物の無い時代に育った私です。刺しゅうし

たり、ビ―ズ、又着られるようにして、友人に喜ばれますので、ついつい整理

がおそくなり、元気なうちに早く何とかしたいと思っていました。新聞で見

て「これだ!」と早速本屋に注文、今日届きました。一気によみました。心

も暮らしも軽くなる、生活にしたいです。ありがとうございました。
神奈川県 ナシ 80歳 女性
引っ越し重ねて6度目ようやく落ち着くことが出来たら、70代になってい

た。かなり不用品があると思っていたらこの本が目に付いた。老後のことを

思うと、老前整理を今からしておかなくてはと気づかされた。体の動く今の

うち。大変参考になった。ボツボツ片づけを始めようと思う。
愛知県 無職 70歳 男性

全く今自分が考え実践していることをそのものズバリで描いてくださいまし

た。私は突然網膜裂孔という光を失うような病気になり2時間に及ぶオペの

末、元気になりましたが、身辺整理をしておく必要があると考えていまし

た。書類等(不動産)の始末やマンションなどのことをきちんとしておきたい

と思います。よかったです。今年1年かけてのんびり片づけようと思いま

す。
静岡県 ナシ
62歳 女性

私の家に80代後半の両親と同居しています。両親は「ここがあれば…」と

些細な理由で物を購入し、部屋の中が常にいっぱいです。これは諭しても駄

目でした。私も、欲しいモノと必要なモノの区分をできる様、本書をテキス

トにして訓練したいと思います。「捨てる」に抵抗はあっても「使い切っ

て」と「有効活用」ができる形で処分するようにしたいです。
神奈川県 会社員 54歳 男性

57歳の主婦です。私が思っていたことが全部文章に人っているようで一気

に読んでしまいました。父と母の遺品整理をしていて、これを娘たちにさせ

るのは申し訳ない…と思うようになり、何が何処にあるか、自分で把握でき

る身軽な生活をしたくなり、思い切って家を建築し、老後に向けて準備中で

す。完璧を求めず、時間をかけて、老前整理を完成させたいと思っておりま

す。ホントは江戸時代の長屋暮らしのようなシンプルな生活が一番良いので

しょうが…。
愛媛県 主婦 57歳 女性

私も子供3人が巣立ち、家内と二人となっています。本文にあるように、1

部屋が子供グッズやら昔購入した品物でいっぱいです。捨てられずに困惑し

ているとことにこの本に出合いました。参考にいたします。どうもありがと

うございました。
大分県 会社員 58歳 男性

すべてをご紹介できませんでしたが、全部拝読しております。お葉書を下さった皆様、


ありがとうございました。

                                          




     

















                                          

                                                      










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